早いものでONLINE SHOPをオープンして1年が経ちました。
無事に1周年を迎えられましたのも、お客様の支えの賜物です。
1周年を記念しまして、ささやかではございますがノベルティをご用意させていただきました。
この度ご用意させていただいたのは大阪泉州地区の伝統的染色技術である「注染」と、
素朴な繊維素材である「晒し木綿」によって作り出される『日本手ぬぐい』です。
注染は明治後半に大阪で始まった染色法です。何枚も重ねた生地の上から染料を注いで染めることから、
注染と呼ばれるようになりました。
こだわりの手ぬぐいが出来上がるまでを、一部分ですがご紹介させていただきます。
糊置き
白の反物に1枚づつ防染糊をのせます。
型紙の上からヘラで擦ることで防染糊が下りた部分のみ染料が入らずに白く仕上がります。
染め
糊置きをした生地を50枚ほど重ね上から染料を注ぎます。
注いだ染料は生地の下から吸い取ります。そうすることで裏面まで染まります。
立干し
染めた生地を水洗いし、余分な染料と糊を落としたのち天日干しします。
乾燥後、手ぬぐいサイズに折りたたみローラーでシワを伸ばし、1枚づつカットして出来上がり。
注染手ぬぐいの特徴は手ぬぐいの表裏が同じように染められ、プリント手ぬぐいとは違う風合いや
濃淡があり、独特の優しさを持っています。また、注染手ぬぐいはすべて職人の手作業で行うため
1枚1枚違う雰囲気あり、使うたびに色がすこしづつ変わり、風合いがよくなります。
デザインには伝統的な和柄、青海波を採用しました。
穏やかに打ち寄せる波がひたすらに連なっているイメージから、「永遠の平安」を
表しているとされています。
また、末広がりの扇形にも見え、重ねて縁起が良い模様として愛されています。
注染の手ぬぐいは使い込むほどの色落ちと風合い、馴染む柔らかさが特徴です。変化の過程を楽しみながら、ご使用ください。
10月からMidiUmi ONLINE SHOPでお買上いただいたお客様にお配りさせていただきます。
(無くなり次第終了となります)
MidiUmiをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
MidiUmi ONLINE SHOPはこちらから
Comments