しっかりとした生地感のニット
ニットにも色々と種類があります。目の詰まったものや、太い糸で編んだものなどニットは個性豊かなアイテムです。
このニットは目が詰まっていて、しっかりとした生地感なのですが、そこにはこのニットのルーツが関係しています。
このニットはガンジーニットがルーツになります。
イギリスとフランスの間にあるガンジー島という小さな島で、その島に住む漁師たちが着ていたニットがガンジーニットの始まり。
ガンジーニットの特徴は、アームホール付近や裾に施された独特な編み模様。
編み模様はデザインとしてもポイントになりますが、この編み模様は漁師が海難事故にあった際の目印になるように、各家庭でオリジナルの模様を編んでいたそうです。
生地がしっかりしているのも、極寒の海での作業着がルーツであるがゆえなのです。
・・・ご安心ください、素材はコットン、ウール、カシミア混なので、しっかりとしながらも優しい肌触りになっています。
首元に小さな三角形の切り替えが施されています。
これも勿論ガンジーニットがルーツ。
本来のガンジーニットは丈夫な糸で硬く編まれ、さらに体にフィットするような形です。にもかかわらず、動きにくさを感じさせないのは脇下にガゼット(補強等の切り替え)が施されていたからなのです。
漁師たちが快適に作業するために生まれた機能を、装飾に転換したのがこの小さな三角形。
着ていただくと、これがいいアクセントになります。
伝統的なデザインを活かし、毎日でも着たくなるサイズ、シルエットにしました。
ちなみ本来のガンジーニットは漁師たちが毎日着れるように、汚れたら前後を逆でも着れるよう前後同じパターンになっています。
実はこのニットも、前後どちらでも着ていただける仕様となっています。
デザインひとつひとつにこだわりの詰まったニット、ぜひ毎日でも着ていただきたいです。
こちらの商品は「ONLINE SHOP」よりご購入いただけます。
MidiUmi(ミディウミ)
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