hunting long coat & jacket
- MidiUmi
- 10月9日
- 読了時間: 3分

ハンティングジャケットをベースにしたロングコート
ハンティングジャケットと言えば、厚手の生地にガンパッチやエルボーパッチが付いた狩猟をするためのアイテムになります。
本来のディティールを盛り込みすぎるとワードローブとは程遠くなりますが、ディティールを本物が持つ機能美と考えたうえでデザインポイントとしてエッセンスを取り入れて、ミディウミらしいクリーンなイメージのコートに仕上げました。

生地はコットン59%、ナイロン41%で薄い光沢感があり、きれいな表情。
裏地も付いていますが、重たい生地感ではないので秋口から冬にかけてや、春に活躍するコートになります。
すっきりとしたストレートのシルエットは、普段のコーディネートに加えていただきやすい着まわしのきく万能シルエット。


防寒性を高めるコーデュロイ襟とチンストラップ。袖口の内側も同色のコーデュロイとなっているので、袖口を折り返して着るのもおすすめ。
大きめのパッチポケットには取っ手付きのフラップが付いていて、これもハンティングジャケットの機能的なポケットをイメージしたデザインのひとつ。ポケットは少しだけ立体的に仕上げられているので、ポケット自体もデザインとして機能しています。見えないところですがフラップの裏地もコーデュロイになっていて細部に抜かりはありません。

バックスタイルにも特徴があります。
ヨーク(肩から背中への切り替え布)がアンブレラヨークになっています。
アンブレラヨークはその名の通り、雨にまつわるディティールで、背中に当たった雨水を流れ落ちやすくするために考えられたデザインです。このディティールはトレンチコートによく採用されていて、背中に程よい立体感と動きが生まれるため、カジュアルなハンティングコートに美しさを加えるポイントになっています。


同じシリーズでジャケットもあります。
コートとはまた異なる趣きです。コートがメンズライクなエッセンスがあるのに対して、ジャケットは女性らしいデザインに仕上げています。


生地やパーツは同じ、アクセントになるポケットも同じですが最大の特徴は襟になります。
ハンティングジャケットのコーデュロイ襟をセーラーカラーにしています。
大きく背中に沿う襟は美しさもありながら、細畝コーデュロイが上品にカジュアルさを加えています。
ショート丈になっているので、様々なボリュームのボトムスとコーディネートがしていただきやすいシルエットです。


2025 Autumn / Winter LOOK
MidiUmi(ミディウミ)
コメント