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デンマーク・デザイン展


ヴェアナ・パントン(1926~98年)

椅子〈ハートコーンチェア〉1958年、ヴィトラ、個人蔵

photo:MichaelWhiteway



北欧デンマークはデザイン大国


デンマークはハンス・J・ウェグナー、アルネ・ヤコブセン、コーア・クリント、他にもデザイン史に名を刻む多くの巨匠を輩出しています。


家具に代表される機能性と美しさを兼ね備えたシンプルかつモダンなデザインは、今なお世界を魅了し続けています。


日本でも北欧インテリアは人気があり、選ばれているインテリアの多くはデンマーク家具が多いようです。


家具で言えば、なぜデンマークの家具が選ばれるのか?

"Hygge(ヒュッゲ)"という言葉はご存知でしょうか。デンマークに根付く言葉で「居心地が良い、心が安らぐ」という意味の言葉です。


デンマークでは寒さが長く続く冬を快適に過ごすため、インテリアへのこだわりがあります。

そのこだわりは、機能的で暖かみのあるシンプルなデザインが特徴。

シンプルなデザインは1940年代に生活協同組合がデンマーク国民を豊かにする目的で、「高い質、買いやすい価格、高い機能やデザインを」と掲げた家具製造したところから、現在のようなシンプルデザインが発達したと言われています。

また、物を大切に長く使う文化が浸透しており、経年変化を楽しめる木肌を生かした家具が多いのも特徴の一つです。


少し話がそれて家具中心の話となってしまいましたが、本展は家具展ではございませんので悪しからず。


デンマーク・デザイン博物館の学術協力を得て、著名なロイヤルコペンハーゲンの磁器をはじめ、デンマーク・デザインの黄金期の名作家具、さらに現代の製品など約200点を一堂に集められているとのこと。


芸術の秋、デンマークのデザイン史を楽しんでみてはいかがでしょうか。



詳しくは下記のリンクをご覧ください。

神戸ファッション美術館

〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1



MidiUmi(ミディウミ)






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